|フェイキックIOLには前房型というのと後房型というのがあり、前房型にいたってはアルチザンというのとアルチフレックスというものに分かれています。 前房型は、角膜と…

前房型と後房型の違いは

gum11_sy01051-s.jpgフェイキックIOLには前房型というのと後房型というのがあり、前房型にいたってはアルチザンというのとアルチフレックスというものに分かれています。

前房型は、角膜と虹彩という部位の間にレンズを挿入する術式で、後房型は虹彩と水晶体の間にレンズを挿入する術式になります。

前房型と後房型では安全度が違い、前房型は角膜に近い所にレンズを入れるので角膜障害を引き起こしてしまう危険性があります。

後房型は水晶体に近い所にレンズを入れるので角膜障害の危険性は低いですが、白内障を引き起こしてしまう可能性があると言われています。

ですが、だんだんといいものに改良されてきているのでこれらの合併症は少ないと考えられていますから、ほとんど心配しなくても大丈夫だと言えます。

先ほど書きましたアルチザンとアルチフレックスの事について説明します。

フェイキックIOLのアルチザンというレンズは、PMMAという素材で出来ています。約6mm白目と黒目の間を切開しそこからレンズを入れ縫合します。

ですから、視力が回復していくのに若干時間がかかります。このレンズは近視が強い方、アルチフレックスで対応できなかったかった方に使用するものです。

アルチザンレンズの場合は、両眼同時に手術が出来ません。片眼の手術終了から1~2週間でもう片眼の手術をするのが一般的です。

手術の所要時間は片眼で約30分程で終了します。

アルチフレックスはシリコーンという柔らかい素材で出来ています。折りたたんで挿入できるため小さい切開で済み、術後の視力回復が早いです。乱視も同時に矯正できるのですが、極端に近視強かったり遠視の方には使う事が出来ません。

手術の所要時間は片眼で約20分程度で終了します。

どちらのレンズも海外メーカーに発注するためレンズが届くのに1~3か月程かかり、患者さんの目に合うレンズがなかった場合にも時間を要します。



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